よこちゃん公園
それから 立ち直った よこちゃんは
作業所をやめたけど また むしょうに 働きたくなって
今度は 近所のホームセンターで 一般事務の仕事をする事になりました。
そのホームセンターはね すっごく 客が多くて
もう よこちゃんも 覚える事だらけで 訳がわからなかった
仕事が ぜんぜん 分からなくて・・・
先輩はきつい性格の人が多いし
よこちゃんの 隣の席に座っていた人だけは
優しい人だったのが 救いだったの
そんな時 悩みまくってた よこちゃんに
ひよちゃんは いつも 悩み事を ただ聞いて
受け止めてくれたね。
ひよちゃんの職場は、ひよちゃんの自宅の間に
よこちゃんの家があったので ひよちゃんは いつも
仕事帰りに よこちゃんの 家の すぐ近くの公園まで 来てくれて・・・
その公園は すべり台と 鉄棒と ベンチが少しあるぐらいの
ちいさな三角公園だったけど
いつ知れず その公園のことを 「 よこちゃん公園 」 って 呼ぶ事になったね。
よこちゃんが 家にいる時 ひよちゃんから
「 今から よこちゃん公園に 行くから」って メールが来ると
よこちゃんは 嬉しくてたまらなくて いそいそと 出かけて行ってたけど
実は よこちゃんは よく うたた寝をするので
寝ている時に メールが来ると 「 あー眠いのにー 」って
想うこともあったって ひよちゃんに 後で打ち明けると
ひよちゃんは ただ 笑って 「 なにー 」って 言ってたね。
わたしとあなたの独身時代の 懐かしき想い出です (´･ω･｀)
関連記事